切手が人気の秘訣とは

切手の魅力をいくつか挙げるなら、まず一番に出てくるのはその時代に応じた情報というものでしょう。そして、次に収集の手軽さ。さらに芸術性。この3つの観点からなる切手の魅力は、時間によっても価値が上がる。
アルバムに保存すれば小さな美術館となる。絵画さながらの巧緻な作りはその年代の印刷技術の力量を感じさせてくれます。

 

●その時代に応じた情報
記念切手のもある通り、その切手には人物や風景、さらに流行った出来事などが切手となります。例外としてはかつての歴史上の人物などもそうですが、紙の質やディテールのデザインなど時代背景によってかなり変わることが特徴であり魅力です。また、世界各国にて切手は存在しているため、それぞれの時代背景や特徴が国によって違います。そういった意味でも世界の技術力や喧伝力による威信の在り方が小さな切手一つでも読み取れる。ある意味新聞のような存在でもあります。

 

●収集の手軽さ
収集にとってネックになるのは、保存場所や値段でしょう。如何に小さな玩具であろうと場所を取り、劣化などに晒されます。しかし、切手は小さく薄い。アルバムに保管するだけで湿度等を気にする手間を除けば保管場所も少なくて済みます。また、コストの小ささ。1枚1円の1円切手から記念切手でも1000円前後もあれば手に入る。骨董価値が付くような切手を買うなら別ですが、現状の切手を収集していく分にはお金も場所もさほどかかりません。

 

●芸術性
そして切手最大の魅力はやはり芸術性。その時代を背景に作られた切手は建築物であったり人物であったり空想上の舞台であったりと様々です。さらに最近ではアニメ文化を取り入れた作品も多く存在しています。そして、色合いや装飾です。たった1円の切手でさえ、その色合いと装飾はよく考えられて練られている。手抜きをすれば国の恥。まさに手紙の窓というべきでしょう。

 

それらがアルバムに並ぶ。1頁を満たしただけでもその光景はため息が出るほど偉観です。その時代の情報。収集の手軽さ。芸術性。ある意味、教科書ともなりえる存在。切手の可能性はただ郵便を送るというだけではないということ考えさせてくれます。